桑田佳祐が近年のライブでたびたび使用している「PGM」製のエレキギター。
サザンファン、そしてギターを弾く方であれば、「桑田さんと同じようなギターを弾いてみたい」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
実は、桑田佳祐の使用ギターに近い仕様で製作されたモデルが存在します。
それが、イケベ楽器とPGMによる「KKシリーズ」です。
筆者自身も2025年にイケベ楽器を訪れ、実際にTE-KK6を試奏。店頭でもシリーズについて話を伺いました。
本記事では、その体験も交えながら、PGMとはどのようなブランドなのか、KKシリーズの代表モデルや特徴、現在の入手方法について整理します。
桑田佳祐が使用するギターブランド “PGM” とは
PGMは「Professional Guitar Manufacture」の略称で、日本国内でギターを製作するブランド・工房です。
MOONをはじめとするギターの製作にも携わり、精度の高い国産ギターを手掛けてきました。イケベ楽器の商品説明でも、PGMは国産高級コンポーネントギターの製作を担ってきた工房として紹介されています。
桑田佳祐は複数のPGM製テレキャスタータイプを使用しており、とりわけ2020年代はクリーム系カラーのモデルをライブで頻繁に使用しています。
茅ヶ崎ライブ2023やLIVE TOUR 2025「THANK YOU SO MUCH!!」などでも登場しており、現在の桑田佳祐を象徴するギターのひとつとなっています。
PGM “KKシリーズ”とは?
では、桑田佳祐本人が使用しているようなギターを一般のファンが購入することはできるのでしょうか。
そこで登場するのが「KKシリーズ」です。
筆者がイケベ楽器の店頭で話を伺った際には、桑田佳祐の使用ギターをできる限り再現したいという発想から、PGMへ特別にオーダーして製作されたシリーズとの説明を受けました。
イケベ楽器の商品ページでも、本人が所有するギターをもとに製作し、桑田佳祐の仕様に近づけたモデルとして紹介されています。
ここからは、筆者が確認できたKKシリーズの中から、特に代表的な3モデルを紹介します。
KKシリーズ、代表モデルの紹介
筆者がWEB上で調べた限り、「KKシリーズ」は、現状5〜6種類。以下に主なモデルをご紹介します。
PGM TE-KK6
サザンオールスターズの“ふざけるなツアー”で使用されたテレキャスタータイプのギターを再現したモデル。近年のライブ(茅ヶ崎ライブ2023など)でも引き続き使用されており、桑田佳祐のメインギターのひとつとして知られています。
アッシュボディ&メイプルネック/指板を採用したオーソドックスなTEスタイルの1本。ピックアップはディマジオのChopperを搭載しており、ファットなローエンドとハムバッカーよりもクリアなトーンを両立しています。
Ikebe MUSIC 【PGM】KKシリーズ最新モデル「TE-KK6」が登場です!
見た目で筆者が注目したいのは、ボディカラーがクリーム系に近い点です。桑田佳祐と同様のビジュアルのギターを探していましたが、Fenderではこの色味に近いモデルがなかなか見つからず、貴重な一本だと感じました。

なお、2025年5月時点では、このモデルの新品は販売されていないようです。筆者が2025年2月にイケベ楽器店を訪れた際には中古品が店頭に並び、実際に試奏もできましたが、現在は中古品も売り切れとなっています。ただし、定期的にチェックしていると中古市場に出回ることもあるため、気になる方はこまめに探してみることをおすすめします。
PGM TE-Custom KK3 (3-Tone Sunburst)
このギターは、2005年の「みんなが好きです!」ドームツアーや、2013年のサザンオールスターズ復活ツアーでも使用されたモデルです。サンバーストカラーのルックスが印象的で、ファンであれば、その姿から桑田佳祐のステージでの佇まいを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
オリジナル同様にボディサイドの塗装も濃いブラウンではなく、明るいブラウンなのもポイントです。もちろんこれらを含め、全てのスペックが桑田氏と同様なのは当然で、テレキャスへの氏の思い入れが伺えるモデルです。
参照:Ikebe MUSIC TE-Custom KK3 (3-Tone Sunburst)
2025年5月時点では新品での購入が可能で、価格は税込297,000円です。桑田佳祐の仕様を忠実に再現したモデルとしては、比較的手の届きやすい価格帯といえるでしょう。サザンをギターで弾きたい方にとっては、最初の一本としてもおすすめです。
さらに、ラーメンライターでサザンファンとして知られる井出隊長のYouTubeチャンネルでも本モデルが詳しく紹介されています。
PGM TE-KK4
このモデルは、いわゆる桑田佳祐の“メインギター”という位置づけではありませんが、「おいしい葡萄の旅」ツアーや2025年のNHK特番などで継続的に使用されている実績のある一本です。
SAS復活に合わせ、桑田氏に新たに製作されたTEスタイルは一瞬、Moon時代のAT-TERRYを彷彿させるようなデザインとなりました。こちらのKK4は、KKシリーズとしては初のミディアムスケールを採用、それに合わせ若干ボディが小振りに設定されています。
参照:Ikebe MUSIC TE-KK4
現在は新品・中古ともに入手困難な状況ですが、「PGM TE-KK4」で定期的に検索していれば、中古市場で出会える可能性もあります。気になる方は、こまめにチェックしてみてください。
KKシリーズはいくらで買える?
KKシリーズは通常の量産モデルとは異なり、「いつでも新品が店頭に並んでいるシリーズ」ではありません。
例えばTE-Custom KK3はイケベ楽器の商品ページ上で297,000円という掲載価格が確認できますが、現在はSOLD OUT。TE-KK6も新品の常時販売は確認できず、中古市場で探す形が現実的です。
したがって「KKシリーズの価格は○万円」と一括りにするよりも、モデルごと、そして新品・中古の状態ごとに確認するのがよいでしょう。
中古価格は状態や付属品、市場在庫によって変動するため、本記事でも固定的な相場として断定しないようにしています。
KKシリーズを探すなら
桑田佳祐と同じようなPGMを探したい場合、まず確認したいのはイケベ楽器です。
KKシリーズ自体がイケベ楽器のオーダーによって製作されたモデルであり、過去の商品ページや中古買取実績も確認できます。
ただし、在庫はかなり流動的です。
「PGM TE-KK6」「PGM TE-KK4」「PGM TE-Custom KK3」など、モデル名まで指定して定期的に検索するのが、実際に入手するには最も現実的だと思います。
筆者自身もTE-KK6に出会えたのは中古品でした。
「いつか買おう」と思っている間に売れてしまう可能性もあるので、購入を考えている方はまず市場にどれくらい出ているかを確認してみることをおすすめします。
実際にTE-KK6を見て感じたこと

筆者自身が店頭でTE-KK6を見て、まず印象に残ったのはやはりルックスでした。
桑田さんが近年ステージで使用しているPGMを思わせるクリーム系のカラーリングは、写真で見る以上に特徴的。
いわゆるFenderの定番カラーとは少し違い、「桑田佳祐が持っているあのギター」を連想しやすい一本だと感じました。
もちろん桑田佳祐本人が使用している個体そのものではありません。
それでも、本人の使用ギターに近い仕様をPGMが製作し、一般のギタリストが実際に手にできるというのは、サザンファンにとって非常に面白い存在です。
単に情報を調べただけではなく、実際に店頭で見て、手に取り、試奏できたという点でも、個人的に思い入れのあるモデルになりました。
まとめ:桑田佳祐のPGMを忠実に再現したギターモデル
桑田佳祐が近年愛用するPGM。
その使用ギターに近い仕様を再現したKKシリーズは、サザンファン、そしてギター好きにとって非常に興味深いモデルです。
TE-KK6、TE-Custom KK3、TE-KK4など、それぞれ仕様やルックスが異なり、桑田佳祐のギター遍歴を追ううえでも面白い存在です。
現在はすぐに購入できないモデルも多いものの、中古市場には今後も出回る可能性があります。
筆者自身も引き続きチェックしながら、新たなKKシリーズや在庫情報、実際に触れる機会があれば本記事を更新していきたいと思います。
📌 出典・参考データ
- イケベ楽器|PGM TE-KK6 商品情報・買取実績
- イケベ楽器|PGM TE-Custom KK3 商品情報
- Ikebe MUSIC|PGM TE-KK4 商品情報
- サザンオールスターズ/桑田佳祐 Official YouTube|ライブ・ミュージックビデオ各種
- 筆者によるイケベ楽器店頭での実機確認・試奏・スタッフへのヒアリング(2025年2月)
※KKシリーズの仕様・販売情報についてはイケベ楽器の公開情報を中心に確認しています。筆者自身も2025年2月にTE-KK6を店頭で試奏し、シリーズについてスタッフへヒアリングを行いました。在庫状況や中古価格は変動するため、最新情報は販売店をご確認ください。
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