PGM KKシリーズとは?桑田佳祐仕様ギターの魅力とモデル一覧【2025年版】

ギター

サザンオールスターズ・桑田佳祐が使用している「PGM」製のエレキギター。桑田さんの音楽が好きで、なおかつギターを弾く方なら、一度は「同じモデルを手に入れたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。実はイケベ楽器では、桑田さんの仕様を再現したモデルが、比較的手の届きやすい価格で購入することが可能です!

その名も「KKシリーズ」。ギターを趣味としている私自身も以前から気になっていたため、この記事では情報をまとめてみました。桑田さん使用のPGMギターに興味がある方の参考になれば幸いです。

桑田佳祐が使用するギターブランド “PGM” とは?

PGMは、1978年に乳井和彦氏によって設立された日本のギター工房。少数精鋭の職人たちが一本一本を丁寧に手作業で仕上げ、その高いクオリティは多くのプロミュージシャンからも厚い信頼を集めています。MOONなどの有名ブランドの製作も手がけており、PGMが作るギターは「木」本来の響きを活かした、まさにマスタービルドと呼べる仕上がりです。

PGM “KKシリーズ”とは?

桑田さんの仕様を再現したモデルが、なぜイケベ楽器で買えるのかというと——
実はイケベ楽器の担当者の方が「桑田さんのギターを再現したい」とPGMに直接オーダーをかけたことが始まりだったそうです。

私自身、実際に店頭で話を伺ったところ、桑田さんの使用ギターを忠実に再現したいという想いから、イケベ楽器の担当者がPGM社に直接相談し、オリジナル仕様に近いモデルを特別にオーダーしたと教えて頂くことができました。

KKシリーズ、代表モデルの紹介

私がWEB上で調べた限り、「KKシリーズ」は、現状5〜6種類。以下に主なモデルをご紹介します。

PGM TE-KK6

参照:Ikebe MUSIC イケベ新製品情報

サザンの40周年ツアー“ふざけるなツアー”で使用されたテレキャスター(TE)タイプのギターを再現したモデルです。近年のライブでも引き続き使用されており、桑田さんのメインギターのひとつとして知られています。

アッシュボディ&メイプルネック/指板を採用したオーソドックスなTEスタイルの1本。ピックアップはディマジオのChopperを搭載しており、ファットなローエンドとハムバッカーよりもクリアなトーンを両立しています。

Ikebe MUSIC 【PGM】KKシリーズ最新モデル「TE-KK6」が登場です!

見た目に関して個人的に注目したいのは、ボディカラーがクリーム系に近い点です。桑田さんと同じようなビジュアルのギターを探していたのですが、Fender社ではなかなかこのカラーに近いモデルが見つからず、貴重な一本だと感じました。

撮影:FT(試奏させて頂いたTE-KK6)

なお、2025年5月現在、このモデルの新品は販売されていないようです。私が2025年2月にイケベ楽器を訪れた際には中古品が販売されており、実際に試奏もできましたが、現在は中古でも売り切れとなっています。とはいえ、定期的に検索していると中古で出回ることもあるので、気になる方はこまめにチェックしてみることをおすすめします!

PGM TE-Custom KK3 (3-Tone Sunburst)

参照:Ikebe MUSIC TE-Custom KK3 (3-Tone Sunburst)

このギターは、2005年の「みんなが好きです!」ドームツアーや、2013年のサザン復活ツアーでも使用されたモデルです。オールドテレキャスター風のルックスが特徴で、桑田さんお気に入りの雰囲気を再現しています。

オリジナル同様にボディサイドの塗装も濃いブラウンではなく、明るいブラウンなのもポイントです。もちろんこれらを含め、全てのスペックが桑田氏と同様なのは当然で、テレキャスへの氏の思い入れが伺えるモデルです。

参照:Ikebe MUSIC TE-Custom KK3 (3-Tone Sunburst)

2025年5月現在、新品で購入可能で、価格は税込¥297,000。桑田さんの仕様を忠実に再現したギターとしては、比較的手の届きやすい価格帯ではないかと思います。桑田佳祐のロックやブルースを弾きたい方にとっては、最初の一本としてもおすすめです。

さらに、私が桑田佳祐ファンとして勝手に尊敬している井出隊長のYouTubeチャンネルでもこのモデルが詳しく紹介されています。音の雰囲気などが気になる方は、ぜひチェックしてみてください!

PGM TE-KK4

参照:Ikebe MUSIC PGM TE-KK4

このモデルは、いわゆる“桑田さんのメインギター”というわけではありませんが、「おいしい葡萄の旅」ツアーや2025年のNHK特番など、定期的に使用されている実績のあるギターです。

SAS復活に合わせ、桑田氏に新たに製作されたTEスタイルは一瞬、Moon時代のAT-TERRYを彷彿させるようなデザインとなりました。こちらのKK4は、KKシリーズとしては初のミディアムスケールを採用、それに合わせ若干ボディが小振りに設定されています。

参照:Ikebe MUSIC TE-KK4 

現在は新品・中古ともに入手困難な状況ですが、「PGM TE-KK4」で定期的に検索していれば、中古市場で出会えるチャンスがあるかもしれません。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

まとめ:桑田佳祐のPGMを忠実に再現したギターモデル

桑田さんと同じモデルを使ってみたい!という方にとって、PGMのKKシリーズはまさに夢のギターです。私もイケベ楽器に直接足を運んでお話を伺いましたが、桑田さんご本人のギターに拘り、オーダーしている点には脱帽でした。

中古市場にもタイミングによっては出回りますが、状態や仕様の確認が難しい場合もあるため、やはりイケベ楽器での購入が安心かもしれません。

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