この日の「やさしい夜遊び」は、桑田佳祐さん不在の代行DJとして、斎藤誠さんと山本拓夫さんが登場。サザン公式メンバーと言っても過言ではないお二人が登場し、ファンにとって貴重な裏話満載の放送回となりました!
『悲しみはブギの彼方に』にまつわる貴重なエピソード
特に注目だったのは、斎藤誠さんが語った『悲しみはブギの彼方に』の思い出話。
この楽曲は、1976年頃に桑田佳祐さんが学生時代に作曲したもので、当時のライブでは定番曲として演奏されていたそうです。
誠さんは1977年に青山学院大学に入学し、桑田さんと同じ音楽サークルに所属。その頃、観客として桑田佳祐率いる「Better Days」のライブを目撃していたとのこと。
サザン前夜のライブ定番曲とは?
誠さんいわく、当時のライブ会場は渋谷・道玄坂のYAMAHA「ヤングステージ」(定員30人ほど)、新宿LOFT、荻窪LOFT、渋谷屋根裏など。
当時のセットリストは「今宵あなたに」「別れ話は最後に」「いとしのフィート」、そして「悲しみはブギの彼方に」が定番だったと振り返っています…!
演奏できる曲数が少なかったため、アンコールでは桑田さんが「小林投手のモノマネ」などで盛り上げていたとか。さらに、エリック・クラプトンの「ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード」なども演奏されていたとのことです。
誠さんは「『悲しみはブギの彼方に』はサザンのファーストアルバム『熱い胸騒ぎ』に絶対入ると思っていた」とも語り、今回その楽曲がレコーディングされると知って大変驚いたそう。
当時は、もちろん20歳そこそこの学生バンドの演奏で、今のいぶし銀のプレイとは違うとのことでしたが、「せーので音を出したらすぐにサウンドがまとまった」と語る誠さんの言葉には、長年のバンドの信頼関係がにじみ出ていました…!泣
誠さんの「リンスとシャンプー」
ちなみに、誠さんは、リンスとシャンプーを使わず、「洗顔料」で頭を洗っているとのこと。
以前、スキンヘッドにしたばかりの頃、桑田さんと温泉に行った際、備え付けのリンス&シャンプーを配っていた係の人に対して、誠さんは手を挙げて受け取ったそう。ただ、スキンヘッドにして使い道がないことを桑田さんに指摘され、そのまま返却したというエピソードが面白かったです笑
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